![]() |
||||||||||||||||||||||||
平成17年2月21日〜平成17年4月20日 | ||||||||||||||||||||||||
輪島の曳山![]() 輪島にはその年に厄年を迎える男衆が1年間にわたって神事に奉仕しする「御当(おとう)」と呼ばれる風習が今も残っています。 なかでも春の訪れを告げる「曳山祭」は最大の見せ場です。総輪島塗の山車が「御当」によって曳かれ街を巡り、災いや悪霊を取り払い福を招き入れます。「御当」の男衆は一生に一度の春の曳山祭のため毎晩遅くまで数ヶ月をかけて準備し、そうした中から仲間や地域との絆を深めていきます。 多くの伝統や風習が失われていくなか輪島では「御当」を通して、絆が先輩から後輩へそして親から子へと受け継がれています。 |
||||||||||||||||||||||||
曳山祭![]() 鳳至町(ふげしまち)の住吉神社では4/4宵宮祭・4/5曳山祭 河井町の重蔵神社(じゅうぞうじんじゃ)では4/5宵宮祭・4/6曳山祭の日程で開催されます。 ※4/5の重蔵神社での宵宮では神職他が拝殿で即興でユーモラスな踊りを舞う「神主舞/かんぬしまい」(20:00頃〜)が行われます。 |
||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成17年1月18日〜平成17年2月21日 | ||||||||||||||||||||||||
輪島市街には能登の豊かな食文化が育んだ日本酒の造り酒屋が4軒あります。![]() 冬の期間限定ですが気軽に酒蔵見学ができるので、この機会においしい能登を味わってみてください。 見学は予約制になっています、各酒蔵へ直接お申込ください。
|
||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成16年11月9日〜平成17年1月18日 | ||||||||||||||||||||||||
![]() 11月6日にズワイガニ漁が解禁されました。ズワイガニ(楚蟹/英語名はqueen crab)は日本近海では樺太から朝鮮海峡までの日本海一帯とオホーツク海で漁獲され、漁獲時期は一般に11〜3月でメスは資源保護のためにオスよりも早く禁漁になります。 松葉蟹(マツバガニ/山陰地方)越前蟹(エチゼンガニ/北陸地方)もズワイガニのことで地方によって様々な名前で呼ばれています。 一般的にズワイガニと呼ばれるのはオスのみで、メスはコウバコガニ=甲箱蟹・香箱蟹と呼ばれています。(呼び名は地域により異なります) メスはオスに比べ随分と小振りで甲羅の幅は約半分ほどですが、これは雌が6〜7年で生殖可能になりその後は脱皮をすることがなくなるためです。冬の雌は産卵のためお腹にたくさんの卵を抱えているので一目でわかります。 ![]() コウバコガニの魅力はなんといってもお腹に抱えた外子(そとこ/熟成卵)と甲羅の中にある内子(うちこ/未熟成卵)で酒の肴に最高です。北陸では濃厚な味わいのコウバコガニが好んで食されます。高価なズワイガニに比べ手頃な価格で求められるのもうれしいですね。 北陸の食卓に欠かせない冬の味覚コウバコガニですが、漁期が短いので食べたい方はお早めにどうぞ。 |
||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成16年9月18日〜平成16年11月9日 | ||||||||||||||||||||||||
さばのすき焼き 9月1日には底引き網漁が解禁になり、甘エビやカレイなどといった近海ものの魚が出回るようになりました。 ところで、鯖(さば)のすき焼きって知ってますか?牛肉が高価でまだ庶民の味と言えなかった頃、牛肉の代わりに鯖を入れてすき焼きをしたそうです。作り方は牛肉のすき焼きとあまり変わらないそうですが、鯖は新鮮なものほどおいしく召し上がれます。 すき焼きの作り方は地域や家庭によって大きな違いがあるのでここでは説明しませんが、「すき焼き」はもともと魚を鋤(すき)で焼き、醤油・大根おろし・唐辛子で食べた「魚すき」から出た言葉だと言われています。 鯖が高級魚になった今となっては「鯖(さば)のすき焼き」の方が贅沢なのかも知れませんが・・・。飲食店や旅館で見かけたことはありませんが、作り方そのものは簡単なので材料さえ揃えば自分でも簡単に作れますよ。 家庭の中にもまだまだおいしいものが見つかりそうな秋の能登です。 ![]() 材料/鯖(他にスズキ・マグロ・カツオなど脂の乗った魚もおすすめ) 季節の野菜、とうふ、ネギ、しょうゆ、酒、砂糖 1)魚は食べやすい大きさに切りそろえる 2)しょうゆ、酒、砂糖を鍋に入れ、煮立ったらさばを入れる 3)さばに火が通ったら野菜などの具を入れる 4)さばは煮過ぎないように注意する ※鯖のくさみが気になる人は、さっと湯通ししたり、1分程酒に浸すのもいいでしょう 〜みにみに情報〜 鯖のすき焼のことを輪島では「ざはのとことこ」と呼び、家庭の味として親しまれています。鯖の臭みが気になる場合はにんにくを入れたりしますが、これがまた食欲をさそって美味です。 |
||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成16年8月18日〜平成16年9月18日 | ||||||||||||||||||||||||
![]() キリコは神輿にお供する縦型長方形の大きな御神灯のことで、夏祭りになると各地で担ぎ出され、能登には欠かせない風物詩となっています。なかでも8/23の重蔵神社大祭は古事記の一場面を再現していて、お祭りそのものが物語となっています。(輪島風のキリコ祭りの原型といわれています) 物語は重蔵神社の男神と舳倉島(へぐらじま)の女神の夫婦が一年に一度デートし ![]() 輪島のキリコは女神のもとへと向かうお神輿のお供するだけでなく、各町内の悪霊・災いといったものを封じ込め、「松明(たいまつ)神事」において清め祓います。 松明神事では、火のついた松明(たいまつ)の下を「御当組」※が火の粉を浴びながら「神輿」を担いでその下を渡御します。(松明は海の向こうから来る女神との待ち合わせ場所を明るく照らすものといわれています) 祭りのクライマックスは松明(高さ12メートル)の一番上に付けられている神様の御祓いを受けた3本の竹(御幣/ごへい)を奪い合う姿です。 松明神事の一時の喧騒が終わると、キリコは神輿の休む御仮屋(産屋)で誕生した新しい命(神様)をいただいてそれぞれの町内へと帰って行きます。 輪島には今も古い日本が生き続けていると言ったら大げさでしょうか。 |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
御当はその年に42歳(数え年)の本厄を迎える男性によって構成され、輪島の市街地にある住吉神社と重蔵神社でそれぞれ組織される御当(組)が有名です。御当では厄年を迎える同級生の結束をもって神社の祭礼、神事に奉仕する事が伝統となっています。以前は生まれ年でしたが、近年学年単位で「御当」を組織しています。重蔵神社は1年間、住吉神社では数年間渡り祭礼に奉仕します。 | ||||||||||||||||||||||||
御当についてはこちらをご覧ください | ||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成16年6月16日〜平成16年8月18日 | ||||||||||||||||||||||||
![]() 夏に期間限定で開催される七ッ島海域を周遊するサンセットクルーズ、午後6時に輪島港を出港し日没後の午後7時40分に帰港する「ちいさな船旅」です。 クルーズする七ッ島(無人)は輪島市の沖22kmの海上にあり輪島市から珠洲市にかけての海岸からは肉眼でも島々が見えています。 七ッ島やその先の舳倉島は渡り鳥の飛来地としても有名ですが、七ッ島は生態系を保護するため特別に許可を得た人以外は上陸できません。サンセットクルーズでは島の間近を航行し島の様子を見ることができます。 クルーズには普段は輪島-舳倉島間に就航している定期連絡船「ニューへぐら」が使われます。船内にレストランはありませんが、飲食物の持ち込みは可能です。お弁当や飲み物持参で乗るのもいいですね。 ![]() 輪島沖の日本海から眺める夕陽や能登半島はこの夏一番の思い出になりますよ。 おすすめは露天の後部デッキです。潮風をうけながらドラマチックな景色を堪能できる絶好のポイントです。但し、少し早めに乗船してくださいね。 (画像は定期連絡船「ニューへぐら」と船上から見た夕陽) |
||||||||||||||||||||||||
〜サンセットクルーズ2004〜開催日時:2004年7月31日(土)〜8月8日(日) 能登半島輪島沖の日本海に沈む夕陽を見に行くミニクルーズが開催されます!! サンセットクルーズは輪島沖に浮かぶ七ツ島海域を周遊する1時間40分のミニクルーズで、夏の7月31日(土)〜8月8日(日)までの限定運行です。クルーズには輪島-舳倉島間に就航している定期連絡船「ニューへぐら」が使われます。 |
||||||||||||||||||||||||
サンセットクルーズ オフィシャルサイト | ||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成16年4月21日〜平成16年6月16日 | ||||||||||||||||||||||||
ジギングバトル5 ジギングバトル5の行われる七ッ島(無人)は輪島市の沖(北方)12マイルの海上にあります。12マイルといえば約22kmで、七ッ島のさらにその先の舳倉島(漁師さんやその家族の方を中心に、夏は約200人、冬は約50人ほどが住んでいます)は、近年渡鳥の飛来地としても有名になっています。七ッ島は輪島市から珠洲市にかけての海岸からいくつかの島が見えているので、よく見てくださいね。 ![]() 七ッ島やその先の舳倉島海域は対馬海流(暖流)のおかげで好漁場になっていて、漁師さんや釣り人にとっては絶好のポイントになっています。(さらに沖合いには日本有数の好漁場、白山瀬、大和堆などがあります) 昨年のジギングバトルでは残念ながら10kを超える大物はありませんでしたが、今年は賞金200,000円目指して頑張って欲しいですよね!!(昨年2003年の釣果はこちらをご覧ください) 釣りをしない方向けには、夏に期間限定で七ッ島海域を周遊するサンセットクルーズも予定されています。日本海から眺める夕陽や能登半島はおすすめですよ。 |
||||||||||||||||||||||||
■おまけ | ||||||||||||||||||||||||
![]() 4月4日・5日・6日に行われた曳山祭。輪島に春を告げる祭りとして鳳至町(ふげしまち)住吉神社と河井町重蔵神社で行われ、それぞれ厄年の男衆の手により運営されます。左の画像は最終日の6日にたくさんの子供らに曳かれて街中をねり歩く行く重蔵神社の山車です。 重蔵神社の曳山の模様は跳昇会のホームページでご覧いただけます。 |
||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成16年3月15日〜平成16年4月21日 | ||||||||||||||||||||||||
曳山祭(4/4〜4/6) 「半島は文化の袋小路」とよく言われますが、輪島をはじめ能登各地にも古い時代の伝統や文化が消えることなくまだまだ残されています。 ![]() 輪島の曳山祭は、鳳至町の住吉神社では4/4宵宮祭・4/5曳山祭、河井町の重蔵神社(じゅうぞうじんじゃ)では4/5宵宮祭・4/6曳山祭の日程で開催されます。 なかでも4/5の重蔵神社での宵宮では全国的に珍しい「神主舞/かんぬしまい」20:00頃〜が行われます。この踊りは拝殿で神職他が即興でユーモラスな踊りを舞うもので日本でもここだけといわれています。 |
||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成16年1月27日〜平成16年3月15日 | ||||||||||||||||||||||||
日本酒の逸品の多くは能登杜氏が手がけたものです。能登半島には能登杜氏のふるさとらしく多くの造り酒屋があります。輪島では期間限定ですが気軽に酒蔵見学ができます。この機会に冬ならではの能登を味わってみてください。 | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
by pico | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
平成15年12月27日〜平成16年1月27日 | ||||||||||||||||||||||||
起舟祭(きしゅうさい) 毎年1月11日に輪島市内各地で「起舟祭」が行なわれます。「起舟祭」とは漁師さんの仕事始めにあたり、豊漁と安全操業を祝う神事で、当日、船には大漁旗が掲げられ、早朝から海士町の漁師さんは奥津比盗_社(おくつひめじんじゃ)へ、輪島崎町の漁師さんは輪島前神社(わじ ![]() 各家では床の間に紅白の鏡餅、お神酒、ふぐや鯛などを供えます。今では、漁師の数も減り昔ながらの伝統を引き継いでいる家も少なくなりましたが、「起舟祭」が終わるまでは、天候がよく海が穏やかな日でも漁に出ないという言い伝えは、今でも守られています。 ![]() それぞれの職業にはそれぞれの決まりごとや言い伝えがありますが、漁師さんは特にその言い伝えを絶やすことなく守り続けているように感じます。 「戸板一枚〜♪」という歌がありますが、命がけの職業だからこそ!なのかも知れませんね。 |
||||||||||||||||||||||||
by まり | ||||||||||||||||||||||||
|